まさかのエンジンブローでホンダに衝撃。次戦は新ユニットで正念場に (7ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

「もちろん申し訳ないというか、情けないというか、不甲斐なさを感じます。そういう声も真摯に受け止めますし、なんとかしなきゃという気持ちでいっぱいです。この状況で褒めてくれる人なんていないでしょうし、我々としても反論するようなこともありません。結果がすべてだと思っていますから、前を向いて努力し続けるしかないと思っています」

 外に向けては何かと政治的な背景を有したコメントが取り沙汰されるレーシングディレクターのエリック・ブリエも、2018年のマクラーレン・ホンダの提携継続について問われると、両者がその成功に向かって突き進んでいると改めて答えた。

「我々の間には長期的な契約があるし、両者の組織において非常に強力な関係を築いている。今はパドックでの噂やあれこれのせいで"熱"があるが、我々はもっとパフォーマンスを向上させたいし、ドライバーたちがフロントロウを争えるようにしたい。

 我々も忍耐を失いつつあるが、我々はこのプロジェクトを信じなければならないし、やれることは100%果たさなければならない。この状況を打開するために、長谷川さんやホンダの人々とは話し合いを重ねてきているし、いずれ我々の目標を達成できるように努力しているところだよ」

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