いま日本一速い男...かも。関口雄飛がSF第2戦で異次元のぶっちぎり (5ページ目)

  • 吉田知弘●取材・文 text by Yoshita Tomohiro
  • 吉田成信●撮影 photo by Yoshida Shigenobu

「昨年のSUGOでは自分でも結構いい走りができて100点満点の内容で、ある意味自分で勝ち取ったという感覚でした。でも、今日はチームにいいクルマと作戦を用意してもらい、勝たせてもらった感が非常に強いです。本当にチームに感謝しています」

 今回の2レースで関口は合計10ポイントを稼ぎ、ドライバーズランキングで5番手に浮上。トップとは2ポイントと僅差で、さらに第3戦・富士スピードウェイ(静岡県)、第4戦・ツインリンクもてぎはチームが得意としているコースだ。この流れで連勝する可能性も十分にある。

 2015年から国内トップフォーミュラシリーズのカレンダーに復活した岡山国際サーキットだが、2015年、2016年ともに同地で優勝したドライバーがその年のシリーズチャンピオンに輝いているというジンクスがある。そう考えると今年は、関口雄飛がタイトルを獲得することになるのか......。そんな予感をさせるようなレースウィークだった。

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