2017.02.16

小林可夢偉、スーパーフォーミュラ新チームと
ル・マン制覇の野望を語る

  • 米家峰起●取材・文・写真 text & photo by Yoneya Mineoki

 一方、昨年ランキング3位となったWECでは、今季さらなる成功を期している。

 トヨタの豊田章男社長が自ら「昨年目前で逃した勝利を勝ち獲りたい」と宣言したル・マン24時間耐久レースの優勝が、まずは第一目標だという。

「まずはル・マンで勝つことが目標なんで、そこに行くまでの2戦でどれだけ形にできるかやと思います。まずはそこに集中して、ル・マンで勝負したいなと思ってます」

 その先には、もちろんWECのドライバーズタイトル獲得という目標も見えている。

「ル・マンで勝てば(ポイントが2倍なので)自動的にドライバーズタイトルもかなり可能性が高くなると思うんで、まずはル・マンで勝つことに集中していきたいなと思ってますね。そうしないとそこ(タイトル)につながらないっていう意識も持ってますし。タイトルも目標としては頭のなかにあるけど、まずはそこに向けたひとつ目のステップとして『ル・マン優勝』っていうふうに考えてます」

 目下ヨーロッパで開発とテストが進められているマシンTS050 HYBRIDの詳細はまだ聞かされていないという可夢偉だが、昨年のWTCC(世界ツーリングカー選手権)王者のホセ・マリア・ロペスがチームメイトに加わり、トヨタとしてはル・マンに3台体制で臨むなど必勝体制を敷いている。