気まぐれな天気より謎。マクラーレン・ホンダは速いのか、遅いのか? (6ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

ブラジルGPはメルセデスAMGのワンツーフィニッシュで幕を下ろしたブラジルGPはメルセデスAMGのワンツーフィニッシュで幕を下ろした ブラジルの金曜フリー走行でも、引き続き来季に向けたマシンの検証作業は行なわれ、マシン開発の基礎となるシミュレーション技術の見直しが進められた。ブラジルGPの直前には長谷川総責任者をはじめ、数名のホンダ上級エンジニアがマクラーレンのファクトリーに立ち寄り、来季型マシンのパッケージに関する話し合いも行なわれた。「HRD Sakura」ではすでに来季に向けてパワーユニットの開発が進み、いくつもの仕様がベンチテストで回っているという。

 その2017年型マシンを総合力あるものに仕上げ、飛躍を期すためにも、残るレースでしっかりと答えを見つけ出し、サンパウロのような気まぐれさからは決別してもらいたい。いや、それこそが、マクラーレン・ホンダに課せられた使命なのだ。

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