鈴鹿はいけるぞ!F1ホンダが日本GP前哨戦のダブル入賞に手応え (7ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

 その争いに打ち勝って、現実的に考えて実力で得られる最上位である3強チーム6台に次ぐ7位を手にすることができるか?

「十分にそれは可能だと思っています」

 長谷川総責任者は、はっきりと力強く言った。それを裏打ちするだけの手応えが、セパンで得られたからだ。

 マレーシアGPでは不運や戦略上の拙さもややあって敗北を喫したが、鈴鹿ではアロンソ車をふたたび「スペック3.5」に載せ換えられる。効果を発揮した新型排気管も、引き続き2台ともに搭載される。

 3強6台の後ろにいれば、"何か"が起きたときに、さらなる幸運が舞い込むチャンスも大きくなる。地元大観衆が見守る前で2年目のマクラーレン・ホンダがどんな走りを見せてくれるのか、期待が高まる。

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