2016.02.24

マクラーレン・ホンダのニューマシンは、
中身が明らかに違う!

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki  桜井淳雄●撮影 photo by Sakurai Atsuo(BOOZY.CO)

テスト1日目をドライブして上機嫌だったジェンソン・バトン ただし、ここで満足するつもりはないともいう。

「我々の目標にはまだ少し届いていない部分もあるので、(2回目のテストでは)もうひと息改善したものを持ってきたいと思っています。いろんなものを試している段階で、パフォーマンスも信頼性も両方含めてまだ改善したい部分がありますから、来週のテストにはそこを手直しして、パフォーマンスと信頼性を上げた開幕仕様に近いものを用意してくるつもりです」

 今週のバルセロナでは「マーク1」、来週は「マーク2」と異なるスペックのパワーユニットを投入し、そのいいとこ取りで開幕戦本番仕様の「マーク3」を仕上げる――という報道も一部ではなされたが、これは誤報だ。

 実際、22日の午前中にはパワーユニットの吸気系にトラブルが出て、しばらくピットガレージに留まる時間帯があったが、これは事前に把握していたもの。1回目のテストには対策部品が間に合わなかったためそのまま持ち込んだが、予想どおり問題が起きたため、性能を絞ることで対応して走行可能な状態へと戻した。しかし、この対策法まで含めて事前に把握して準備をしていたため、昨年のように相次ぐ問題に振り回されて走行時間を大きくロスするような事態にはならなかった。