【F1】待望のホンダ優勝と日本人ドライバー登場はいつか? (6ページ目)
GP2は今、世界でもっともバトルが荒々しく、激しいレースのひとつ。しかもフリー走行の時間は短く、ルーキーには厳しい。それでも1年目にこれだけの走りができた松下には、多くの関係者が「これまでの日本人ドライバーのなかでもっともポテンシャルを感じるドライバーのひとり」と評価する。
松下自身は、王者となったストフェル・バンドールンの僚友として走ったことで、多くを学べたという。
「2015年の自己採点は20点。ストフェルと較べても全然、まだまだというのが現実ですから。でも、やれるなという手応えは掴めました。僕はやっぱりF1に行きたいし、そのためにはここで勝たなければいけません。今年はチャンピオンを狙います」
今年から、F1のスーパーライセンス取得には下位カテゴリーでの成績に応じたポイント制が導入されるので、松下以外にF1まで辿り着けそうな日本人ドライバーはすぐには出てこないだろう。しかし、松下がF1で活躍する日はそう遠くないはずだ。
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