2014.06.11

【F1】独走メルセデスの牙城崩壊。カナダGPの舞台裏

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki 桜井淳雄●撮影 photo by Sakurai Atsuo(BOOZY.CO)


「どんなスポーツでも、大切なのは自信を持つことだ。僕には素晴らしいチームスタッフがいるし、素晴らしい結果につながると信じていた。こうして初優勝を飾ることができて、本当に嬉しいよ」

 メルセデスAMG独走のシーズンで、優勝がどれだけ遠くにあるものかをリカルドは知っていた。しかし、彼は信じ続けた。「チャンスは必ず来る」と。そして、そのチャンスが来たときにやるべきことの準備を怠らなかった。だからこそ、残り5周で切り拓かれた目の前の道を迷いなく突き進むことができた。

 リカルドがカナダGPで表彰台の真ん中に立つことができた理由は、彼自身が一番よく知っているだろう。そして、これから自分がもっと強いドライバーになれるということも。


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