【MotoGP】ロッシがヤマハ復帰を決めた最大の理由とは? (3ページ目)
等々......。ここまで明け透けにヤマハを礼賛されては、現在の所属先であるドゥカティにしてみればたまったものではない。ことほど左様に、愛想を尽かしきっている、ということではあるのだろうが、それにしても、日本人ならややためらってしまうほどの露骨さではある。
さて、この事前記者会見で大いに盛り上がった第11戦だが、ロッシはその決勝レースを7位で終えた。優勝を飾ったダニ・ペドロサ(ホンダ)からは57秒、という大差だ。ペドロサが終始安定して1分39秒台を刻み続けたのに対し、ロッシは41秒台前半に入れるのにも汲々とする状態で、フラストレーションの溜まるレースを終えた。
今シーズンの戦いを終えて、来年から再びヤマハのマシンに跨(また)がる彼の姿を見るのが楽しみなようにも思う反面、それが果たしてどのような結果になるのかを知るのは、少し怖いような気もする。
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