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【競馬予想】「スーパーGⅡ」札幌記念は実績馬に死角あり 気鋭の人馬が大仕事を果たす (2ページ目)

  • 武藤大作●取材・構成 text by Daisaku Mutoh

 一方、ショウヘイは年明けのGⅡアメリカジョッキークラブC(1月25日/中山・芝2200m)を快勝。小回りを苦にしない機動力と先行脚質が魅力です。札幌・芝2000mという舞台も問題なくこなせると思います。ですが、こちらは力を発揮できるかどうかが道中の折り合いに左右される部分があります。それが、初めての北海道での競馬でどう出るか。

 いずれにしても、ともにつけ入る隙は多分にありますから、ここは実績だけでなく、別の選択肢も視野に入れて狙い目を絞り込んでいってもいいかもしれません。

――では今回、大西さんが注目しているのはどの馬になりますか。

大西 サクラファレル(牡4歳)が面白いと思っています。

札幌記念での勝ち負けが期待されるサクラファレル photo by スポーツ報知/アフロ札幌記念での勝ち負けが期待されるサクラファレル photo by スポーツ報知/アフロこの記事に関連する写真を見る 今回はメンバーのなかに明確な逃げ馬が不在で、ハナを切るのはこの馬か、岩田康誠騎手が手綱をとるホウオウビスケッツ(牡6歳)のどちらか。さらに、どちらも果敢に飛ばしていくタイプではないため、それほど厳しい流れにならない可能性が高く、前を行く馬に展開の利が期待できます。

 そうしたなか、サクラファレルはキャリア8戦とまだまだ伸び盛り。前走のGⅢエプソムC(5月9日/東京・芝1800m)でも、初の古馬相手の重賞で、決して得意とは言えない瞬発力勝負の形になりながら5着と善戦し、今回はそこからの上積みが大いに見込めます。

 加えて、北海道では過去に2勝を挙げており、適性のある洋芝コースに替わるのは間違いなくプラスに働くでしょう。

 鞍上は、佐々木大輔騎手。堀宣行厩舎が管理する有力馬に跨ることが多い気鋭の若武者です。そうした経験を重ねて、近年は安定した成績を残しています。結果、最近は他厩舎からも有力馬の騎乗依頼が増えたように思います。そんな恩に報いるためにも、ここは堀厩舎の管理馬できっちり結果を出したい気持ちが強いはずです。

 さまざまな要素から、サクラファレルへの期待は膨らむばかり。よって、この馬を札幌記念の「ヒモ穴」に指名したいと思います。

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