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【競馬予想】ハンデ戦となった関屋記念は波乱含み 激走ムード漂うのは「勢いのある上がり馬」 (2ページ目)

  • 武藤大作●取材・構成 text by Daisaku Mutoh

 昨年の初めに骨折してからはひと息の競馬が続いていましたが、前走のGⅢしらさぎS(6月21日/阪神・芝1600m)で、先述の毎日王冠以来となる復活勝利を飾りました。今回の鞍上は、短期免許で来日中のジェイソン・コレット騎手。馬のコントロールに秀でた名手ですから、同馬の実力を存分に引き出してくれるでしょう。

 ただ、ハンデは最重量となる59kg。それをどう克服するか、ですね。

 能力だけで言えば、ダノンセンチュリー(牡4歳)も十分に通用していい器。ですが、こちらは精神面で危ういところが見られます。それだけに、前半でペースが落ちついた際にうまく対応できるかがカギ。その課題さえクリアできれば、という1頭です。

――先にも触れたとおり、ハンデ戦、実力馬にとっては先々に大目標があることなどを考えると、これら有力馬も決して盤石とは言えない印象がうかがえます。これらの逆転候補として、目をつけている馬がいるのでしょうか。

大西 能力、折り合い、斤量、臨戦......これらの要素を総合的に判断して、アンパドゥ(牡5歳)が面白いと思っています。5歳馬ながら、キャリアはわずか6戦。大事に仕上げられてきただけあって、馬はいまなおフレッシュ。まだ底を見せていないのも魅力です。

関屋記念での勝ち負けが期待されるアンパドゥ photo by Sankei Visual関屋記念での勝ち負けが期待されるアンパドゥ photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る これまでのレースを振り返ってみても、折り合いに問題はなさそうなタイプ。むしろ、エンジンがかかるまでに時間を要するくらいですから、まさに新潟の長い直線にフィットするのではないでしょうか。実際、昨夏の1勝クラス・五頭連峰特別(新潟・芝1600m)ではおよそ1年2カ月ぶりの長期休養明けで快勝。ダノンセンチュリーをクビ差で退けています。

 斤量も56kgと手頃。最初に話した「勢いのある上がり馬」にも該当します。ということで、あらゆる面から激走の可能性が感じられるアンパドゥを関屋記念の「ヒモ穴」に指名したいと思います。

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