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【セレクトセール2026】1歳馬セッション 「億超え」の高額馬のなかで現場のプロがほれ込んだ4頭 (3ページ目)

  • 土屋真光●取材・文 text by Masamitsu Tsuchiya

◆レーヌドブリエの2025(牡/父ルーラーシップ)=落札額1億4000万円
 中・長距離戦線での活躍が目立つルーラーシップ産駒だが、GⅠマイルCS(京都・芝1600m)を制しているソウルラッシュなどマイル路線で結果を残している馬も多く、実は距離レンジの広い種牡馬と言える。根強い人気があり、同馬への期待も相当なものだ。

「血統だけ見ると、祖母がメジロドーベルで少し"重い"印象を受けますが、実際に馬を見てみると、まったくその逆。動きの素軽さ、前向きさは『今の日本競馬で結果を出しやすいタイプだな』と思いました。そのうえで、血統どおりの底支えがあるようなら、かなりの大物になるかもしれません。

 キタサンブラックとイクイノックスという父と子、エピファネイアとエフフォーリアという父と子、それぞれの産駒に人気が集まるなか、『この馬は盲点になるかな』と思いましたが、やはり見ている人は見ていますね。同じことを考えて、『狙っていたのに、(落札額が)あんなにいくとは......』という声も聞きました」(アドバイザーⅢ)

◆ラッドルチェンドの2025(牝/父シュネルマイスター)=落札額1億500万円
 1歳馬が初年度産駒となるシュネルマイスター。GⅠはNHKマイルC(東京・芝1600m)の1勝だけだが、引退するまでマイル戦線でトップ争いを展開し、産駒の活躍が見込まれている。同馬は、半姉に重賞3勝のテルツェット(父ディープインパクト)がおり、叔父にリアルスティール、叔母にラヴズオンリーユーがいる良血だ。

「シュネルマイスター産駒は、総じてレベルが高い印象です。その父キングマンの産駒らしさがあって、筋肉がよく、それでいて硬い感じはなく、均整が取れている馬が多いです。ほかの産駒も平均点が高い馬ばかりです。

 そのなかでも、この馬は好印象でした。血統はもちろん、日本向きっぽいバネがあるのがいいですね。牝馬ながら、億の値がついたことにも合点がいきます」(アドバイザーⅠ)

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