【競馬予想】宝塚記念は舞台合うミュージアムマイルが最有力 同じく好走条件がハマる伏兵にも一発の期待 (2ページ目)
――このミュージアムマイルに続く存在はどのあたりになりますか。
大西 対抗に挙げたいのは、ダノンデサイルです。一昨年のGⅠ日本ダービー(東京・芝2400m)を快勝しているため、「東京向きの馬」という見方も多いようですが、当時は鞍上の好リードもあっての快走でした。近走の内容を見ると、長い直線が好走の絶対条件といったこともなさそうですし、阪神・芝2200mでも上位争いを演じられるだけの能力を十分に備えていると見ています。
同じくダービー馬であるクロワデュノールは今回、3番手の評価としました。実力だけで評価するなら、真っ先に本命を打つべき存在ですが、今回は個人的に少し引っかかっていることがあります。
それは、この馬の臨戦過程です。GⅠ大阪杯(1着。4月5日/阪神・芝2000m)、GⅠ天皇賞・春(1着。5月3日/京都・芝3200m)ときて、迎える宝塚記念。すなわち"春の古馬三冠"と言われる、王道のGⅠ3連戦に挑むわけです。
しかしそれは、同馬の父キタサンブラックでさえ最後に疲れを隠せなかった(大阪杯1着、天皇賞・春1着のあと、宝塚記念では9着惨敗)、非常にハードなローテーション。前走の天皇賞・春での勝ち方がギリギリだったことを考えても、この春3度目となる熾烈かつハイレベルな大一番は、クロワデュノールにとって大きな"壁"となるはずです。
ただ逆に、この壁をも容易に乗り越えてしまうようであれば、今後はクロワデュノールに対する評価をさらに上方修正する必要があるでしょう。
――実績ある強豪馬が集って、上位激戦が予想されます。その争いに伏兵の入り込む余地はないように思えてしまうのですが、大西さんはどう見ていますか。
大西 過去にも強いメンバーが顔をそろえながら、実力どおりの決着にならなかった例は数多くあります。実際、過去10年の宝塚記念の結果を振り返ってみても、1番人気はわずか2勝。一方で、ふた桁人気の馬が5回も馬券圏内(3着以内)に入っており、ひと筋縄ではいかない一戦であることは間違いありません。
よく言われるように、競馬に絶対はありませんから。常に波乱が起こる可能性は考慮しておくべきでしょう。
――では今回、大西さんが目をつけている穴馬候補はいますか。
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