【競馬予想】波乱ムード漂う安田記念 荒れ馬場も苦にしない伏兵3頭が激アツな配当をもたらす (2ページ目)
「今年に入って、9着、1着、1着という成績。すべてマイル戦で、3戦ともメンバー最速の上がりをマークしています。以前に比べると、無駄な仕草がなくなり、競走への集中力が増してきました。それが、終(しま)いのキレにつながっているのではないでしょうか。
昨年まではおおむね450kg台だった馬体重も460kg台となり、体に厚みが加わってきました。6歳となりましたが、今がキャリアのピークと見ていいでしょう。もし道悪が残って直線で馬群がバラけるようなら、突き抜けてもおかしくありません」
野口記者が推奨する2頭目は、シックスペンス(牡5歳)だ。
「シックスペンスは国枝栄厩舎の定年・解散によって、この春から田中博康厩舎にやってきました。同じ国枝厩舎の管理馬だったステレンボッシュ(牝5歳)が宮田敬介厩舎に移って、前走のエプソムCで2着と好走。それと同じように、転厩による調教方針と調教方法の変化が、シックスペンス復活への引き金になるかもしれないと感じています。
現に、GⅠチャンピオンズC(11着。12月7日/中京・ダート1800m)やGⅠフェブラリーS(9着。2月22日/東京・ダート1600m)では折り合いを欠いていましたが、前走のマイラーズCでは中団で折り合えていました。
着順は7着に終わったものの、内有利のトラックバイアスがあったなか、8枠16番という外枠発走で勝ち馬とコンマ4秒差なら悪くありません。最後もしっかり脚を伸ばしてきましたからね。
この中間も内へモタれる癖を出さず、力強く動けていました。マイルでも勝ち鞍があり、ここで大復活があっても驚けません」
野口記者が注目する最後の1頭は、オフトレイル(牡5歳)だ。
「昨秋のマイルCS(4着)では、ゴール前の伸びが一番目立っていました。2走前の東京新聞杯(10着)は明らかに仕上がり途上。前走のマイラーズC(5着)はスローな流れで前が粘り込める展開と、ここ2戦の敗因ははっきりしています。
過去、高速決着にも対応していますが、走りそのものはピッチ走法で、おそらく道悪は"鬼"の部類。消耗戦になったときには、一気に台頭してくると思います」
確固たる主役が不在のマイルの頂上決戦。ここに挙げた3頭が混戦を断って、好配当をもたらす可能性は十分にある。
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