【競馬予想】安田記念で絶対に外せない「東京・芝1600m」に強い血 本命・対抗も同じ牝系の馬を狙う (2ページ目)
レイデオロの母の父、シンボリクリスエスの血もポイントのひとつ。前述のソングラインの母の父であり、直仔からは2012年の安田記念を勝ったストロングリターンが出ている。キングカメハメハ産駒からも2013年の勝ち馬ロードカナロアが出ているため、東京・芝1600mへの高い適性を秘めているはずだ。
【もう1頭はNHKマイルC勝ち馬】
もう1頭はパンジャタワー(牡4歳、栗東・橋口慎介厩舎)を推す。この馬もトロヴァトーレと同じく、曽祖母がソニンク。伯父に、日本ダービー馬ロジユニヴァースがいる血統だ。
パンジャタワーは、前述のように昨年のNHKマイルCの勝ち馬。当時は9番人気とそれほど人気はなかったが、1分31秒7の好タイムで4角9番手から差しきった内容はフロックではない。その勢いのまま、続くGⅢキーンランドC(札幌・芝1200m)も勝利した。
それ以降は勝利がないが、今年はサウジアラビアのGⅡ1351ターフスプリント(芝1351m)で5着、GⅠ高松宮記念(中京・芝1200m)4着と大きくは崩れていない。東京コースは2歳時のGⅡ京王杯2歳S(芝1400m)など2戦2勝。昨年の勝ち馬ジャンタルマンタルも前年のNHKマイルC勝ち馬だったが、それに続きたいところだ。
以上、今年の安田記念は、トロヴァトーレ、パンジャタワーのソニンク牝系の2頭に期待する。
著者プロフィール
平出 貴昭 (ひらいで・たかあき)
主に血統分野を得意とする競馬ライター、編集者。(株)サラブレッド血統センター在籍。著書に『覚えておきたい日本の牝系100』『一から始める! サラブレッド血統入門』など。「週刊競馬ブック」で『血統見聞録』を連載するほか、「競馬四季報」などの編集業務にも携わる。そのほか、『優駿』などにも寄稿。twitterアカウント:@tpchiraide
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