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【競馬予想】確たる主役不在の「2歳牡馬ランキング」 混戦を抜け出す有力候補は? (2ページ目)

  • text by Sportiva

この記事に関連する写真を見る まず5位には、ベレシート(牡2歳/父エピファネイア)が入った。GI通算4勝のクロノジェネシスの初仔で、母譲りの末脚は強烈。2戦目の1勝クラス・エリカ賞(12月13日/阪神・芝2000m)では2着と苦杯を舐めたものの、今後の巻き返しが見込まれている逸材だ。

木南友輔氏(日刊スポーツ)
「新馬戦(7月20日/小倉・芝1800m)ではスタートで出遅れたうえ、2歩目でつまずきかける最悪の形でしたが、慌てることなく後方からレースを進めて、4コーナー手前でインから差を詰めていきました。迎えた直線では、すばらしいキレ味を披露。評判に違わぬ強さを見せてくれました。

 2戦目のエリカ賞でも、スタートで出遅れ。2着に屈しましたが、それでも最後は勝ち馬に迫って、『やっぱり強い』ということを再確認できました」

 4位にランクインしたのは、サウジアラビアロイヤルCを制したエコロアルバ(牡2歳/父モズアスコット)。2戦2勝で挑む朝日杯FSでの走りが注目される。

伊吹雅也氏(競馬評論家)
「12月7日終了時点の本賞金(JRAのレースのみ。以下同)は4050万円。JRAに所属する現2歳世代の馬としては、GⅢ京都2歳S(11月29日/京都・芝2000m)を勝ったジャスティンビスタ(牡2歳/父サートゥルナーリア)と並ぶ5位タイ。

 ちなみに、1走あたりの賞金は2025万円で、こちらもGI阪神ジュベナイルフィリーズが施行される前の段階では、ジャスティンビスタと並ぶ2位タイでした。デビュー2戦目で早くも重賞を制した点は、高く評価していいと思います。

 2025年の千葉サラブレッドセールにおける購買価格は7700万円。余談ながら、2024年の北海道サマーセールにおける購買価格は1980万円だったんですよね。両セールの間隔はおよそ10カ月。1年も経たないうちに4倍近くまで値段が跳ね上がるというのはなかなか珍しいパターンで、この期間中に目覚ましい成長を見せたのかもしれません。

 近年の朝日杯FSは基本的にキャリアの浅い馬が優勢。出走数が3戦以上だった馬のうち、JRAのGIかGⅡで1着となった経験がない馬は、2018年以降に62頭いたものの、3着以内となったのは2頭だけで、3着内率が3.2%にとどまっています。

 その点、同馬はキャリア2戦で、まだ底を見せていない点は大きなアドバンテージ。重い印を打つだけの価値は十分にあると思います」

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