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【競馬予想】マイルCSで注目は4歳牝馬2頭 GⅠ馬6頭が揃うなかで見るべき血統は? (2ページ目)

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki

 チェルヴィニアは昨年のGⅠオークス(東京・芝2400m)、GⅠ秋華賞(京都・芝2000m)を勝った牝馬2冠馬にして最優秀3歳牝馬。秋華賞後はGⅠジャパンC(東京・芝2400m)に出走し、2番人気に推されるも4着。その後は1番人気に推されたGⅡ京都記念(京都・芝2200m)で9着、GⅢしらさぎS(阪神・芝1600m)で2着など5連敗中だ。

 だが、京都は秋華賞を1馬身3/4差で完勝した舞台であり、芝1600mは2歳時のGⅢアルテミスS(東京)で1分33秒6、上がり3F33秒3という好内容で勝利しているように舞台としては申し分ない。秋華賞以来の勝利に期待する。

【国内で連対率100パーセントの牝馬にも注目】

 もう1頭は同じ4歳牝馬のアスコリピチェーノ(牝4歳、美浦・黒岩陽一厩舎)を推す。同馬の父ダイワメジャーは自身も2007年に勝利していて、2022年の勝ち馬セリフォスの父。さらに、母の父としてもナミュールが勝利している。

 アスコリピチェーノは今年のGⅠヴィクトリアマイル(東京・芝1600m)、2歳時にはGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神・芝1600m)を勝利しており、GⅠ2勝。これまで10戦6勝の成績を残しているが、国内では7戦5勝、2着2回で連対率は100パーセントだ。

 京都は初となるが、上がり3F32~33秒台を6回記録した瞬発力の持ち主だけに、直線ほぼ平坦の馬場形態は合うだろう。牡馬相手には今年の2月にサウジアラビアのGⅡ1351ターフスプリント(芝1351m)を制し、昨年のNHKマイルC(東京・芝1600m)で2着。ここに入っても力負けすることはなさそうだ。

 以上、今年のマイルチャンピオンシップはハービンジャー産駒チェルヴィニア、ダイワメジャー産駒アスコリピチェーノの4歳牝馬2頭に期待する。

著者プロフィール

  • 平出 貴昭

    平出 貴昭 (ひらいで・たかあき)

    主に血統分野を得意とする競馬ライター、編集者。(株)サラブレッド血統センター在籍。著書に『覚えておきたい日本の牝系100』『一から始める! サラブレッド血統入門』など。「週刊競馬ブック」で『血統見聞録』を連載するほか、「競馬四季報」などの編集業務にも携わる。そのほか、『優駿』などにも寄稿。twitterアカウント:@tpchiraide

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