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【競馬予想】波乱も多いハンデ戦、アルゼンチン共和国杯で注目の血統は? コース適正が高い2頭で穴を狙う (2ページ目)

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki

【もう1頭は東京コースが得意な7歳馬】

 もう1頭はワイドエンペラー(牡7歳、栗東・藤岡健一厩舎)を推す。本馬の父ルーラーシップ産駒もこの東京・芝2500mは得意条件で、15戦2勝、2着2回と、勝率13.3%、連対率26.7%の好成績を残している。このアルゼンチン共和国杯でも、ムイトオブリガードが2019年に1着、2018年に2着に入っている。

 ワイドエンペラーは東京コースが得意で、12戦して2勝、2着4回と連対率50%。2500mの出走はないが、2400mに限ると8戦して2勝が3回のため連対率は62.5%に上がる。昨秋には3勝クラスの昇仙峡S(東京・芝2400m)で上がり3F32秒8の瞬発力を見せ差し切り。当時は58kgを背負ったが、今回は55kgの軽ハンデだけに期待が高まる。

 母系も優秀で、祖母ウメノファイバーは1999年のオークス馬。祖母が輝いた東京芝長距離で初のタイトルを獲得したいところだ。

 以上、今年のアルゼンチン共和国杯は、キングカメハメハ産駒シュトルーヴェ、ルーラーシップ産駒ワイドエンペラーの2頭に期待する。

著者プロフィール

  • 平出 貴昭

    平出 貴昭 (ひらいで・たかあき)

    主に血統分野を得意とする競馬ライター、編集者。(株)サラブレッド血統センター在籍。著書に『覚えておきたい日本の牝系100』『一から始める! サラブレッド血統入門』など。「週刊競馬ブック」で『血統見聞録』を連載するほか、「競馬四季報」などの編集業務にも携わる。そのほか、『優駿』などにも寄稿。twitterアカウント:@tpchiraide

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