【競馬予想】天皇賞・秋で注目は「今年勝利が多い」血統 牝系が魅力の6歳馬も本格化の気配 (2ページ目)
エフフォーリアも、皐月賞を勝った3歳馬ということで共通点が多い。大きく異なるのはコース適性と臨戦過程で、エフフォーリアはGⅢ共同通信杯(東京・芝1800m)を勝ってGⅠ日本ダービー(東京・芝2400m)2着と、東京での実績十分だったが、ミュージアムマイルは東京コースでは日本ダービー6着のみと勝利がない。エフフォーリアは日本ダービーからの直行だったが、ミュージアムマイルはGⅡセントライト記念(中山・芝2200m)を勝っての出走となる。コース実績では不安があるが、前哨戦を制して順調な仕上がりを示したというのは強調材料になる。
皐月賞を制した時も、GⅡ弥生賞ディープインパクト記念(中山・芝2000m)4着からの出走だったので、ひと叩きしてよくなるタイプなのだろう。皐月賞ではレースレコードの1分57秒0の好タイムで勝利したように距離適性が高いのは間違いない。2022年のイクイノックス以来となる3歳馬の勝利が期待できそうだ。
【覚醒に期待の6歳馬も】
もう1頭はセイウンハーデス(牡6歳、栗東・橋口慎介厩舎)を推す。同馬は父シルバーステート、母の父マンハッタンカフェという配合馬。父シルバーステートは重賞勝ちがなく、5戦4勝の成績だが、GⅠ級のポテンシャルを見せた実力馬。2022、23年には600万円まで種付料が上がった人気種牡馬だ。
セイウンハーデスは牝系が魅力的だ。九代母は日本を代表する基礎牝馬の1頭フロリースカップで、一族からはこの天皇賞・秋の勝ち馬スペシャルウィーク、メイショウサムソン、ウオッカが出ている。春秋合わせて今回172回目を迎える天皇賞、日本で長く根づいた牝系はしっくりくるし実績もある。
セイウンハーデスは2023年GⅢ七夕賞(福島・芝2000m)、今年のGⅢエプソムC(東京・芝1800m)と重賞を2勝。エプソムCの走りがいい内容で、直線で後続を突き放す脚の速さは目を見張るものがあり、稍重馬場で1分43秒9のレコード更新も異例だった。GⅢで相手に恵まれた感もあるが、最後手綱を緩めて1馬身3/4の差をつけるのは相当な実力差がないとできない。
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