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【競馬予想】菊花賞で注目すべき血統は? 騎手も踏まえ、ニュースター誕生が期待できる2頭をチェック (2ページ目)

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki

 新潟記念で初の敗戦を喫したが、あくまでも目標は今回の菊花賞。新潟記念では古馬との初対戦で、スタートもよくなかったが、ゴール前ではしっかりと伸びて勝ち馬とは0秒1差という評価できる内容だった。馬体も+12kg、デビュー時からすると実に28kgも増えていて確実に成長しているし、調整も順調のようだ。一気の素質開花が期待できそうだ。

 血統を詳しく見てみよう。母エノラはGⅠ独オークス(芝2200m)を勝った実力馬。姪にも昨年の独オークス馬エルレがいるという優秀な牝系だ。ヘイローのクロスを持ち、母系にニジンスキーを持つ血統構成は、前述の2023年の勝ち馬ドゥレッツァとも共通する。

 鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、ドゥレッツァから昨年のアーバンシックと、このレースを2連勝中。さらには2016年サトノダイヤモンド、2018年フィエールマンと、このレースを4勝している。

 2015年の初騎乗から9回騎乗しているが、4勝、2着2回、3着1回で勝率44.4%、連対率66.7%、複勝率77.8%。昨年まで4回連続連対という驚異的な成績を残している。これ以上頼もしい騎手はいないだろう。過去2頭のドゥラメンテ産駒同様、素質開花に期待する。

【もう1頭は歴史的名馬の産駒】

 もう1頭はヤマニンブークリエ(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎)を推す。同馬の父キタサンブラックは2015年の勝ち馬で、GⅠ天皇賞・春(芝3200m)も連覇。2000mから3000mまでのGⅠを7勝した歴史的名馬だが、特に3000m以上では3戦3勝と無類の強さを見せた。

 ヤマニンブークリエはここまで8戦2勝。6月の東京で芝2400mの町田特別を制して2勝目を挙げ、前走のセントライト記念は2着。同レースでは皐月賞馬ミュージアムマイルの切れ脚に屈したが、馬群を割って鋭く伸び、ゴール直前まで先頭に立った走りは高い評価を与えられる。距離が延びてさらによさが出そうな印象だった。

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