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【競馬予想】秋華賞は本当にカムニャックで鉄板なのか 大本命が抱える不安と嫌なデータ (3ページ目)

  • 新山藍朗●文 text by Niiyama Airo

 カムニャックのように後ろから行く馬は、前が壁になったり、脚を余したり、常に何らかの理由で取りこぼす危険を抱えている。まして、京都の内回りは直線が328.4mと短い。ローズSのようなアクシデントがあったりすれば、前を捕えきれないことは十分に考えられる。

 振り返れば、三冠牝馬となったジェンティルドンナでさえ、最も肝を冷やす勝利となったのが、秋華賞だった。スローペースのなか、途中からまくって大逃げを打つ馬が出てきたうえ、直線に余力を残していたヴィルシーナと最後まで競り合う形に持ち込まれるなどして、長い写真判定となる際どい勝負を強いられたのだ。

 無論、カムニャックにしてもデビュー前から主戦の川田将雅騎手にクラシックを意識させたというほどの素質の持ち主。その素質が開花した今なら、オークスに続く牝馬二冠達成の可能性はかなり高い。

 だが、レジェンド級名牝のジェンティルドンナでも手こずったのが、秋華賞。過去20年でも単勝1倍台の人気を誇ったラインクラフト(2005年2着)、ブエナビスタ(2009年3着降着)、ヌーヴォレコルト(2014年2着)、ソダシ(2021年10着)らが苦杯をなめている。

 はたして、カムニャックはどうか。注目のゲートインまで、まもなくである。

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