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【競馬予想】凱旋門賞で注目すべき血統は? ダービー馬クロワデュノールなど日本馬3頭も分析 (2ページ目)

  • 平出貴昭●文 text & illustration by Hiraide Takaaki

 アヴァンチュール自身、今年に入って本格化している。前走も、凱旋門賞と同じパリロンシャンの芝2400mで行なわれた仏GⅠヴェルメイユ賞でGⅠ初制覇を果たしている。昨年はヴェルメイユ賞2着からの臨戦だっただけに、今年も本命視せずにはいられない存在だ。

【対抗馬、3頭の日本馬でより期待できるのは?】

 もう1頭はアローイーグル(牡4歳、仏・JC.ルジェ厩舎)を推す。

 同馬の兄エースインパクトは、2023年の凱旋門賞を無傷の6連勝で制した強豪。兄の父もサドラーズウェルズ系のクラックスマンだったが、弟の父グレンイーグルスも同じくサドラーズウェルズ系だ。

 グレンイーグルス自身はGⅠ英2000ギニー(芝1600m)を勝ったマイラーだが、産駒には今年の英GⅠキングジョージ六世&クイーンエリザベスS(芝2390m)を勝ったカランダガンがいるなど、2400mにも対応可能だ。

 アローイーグルは今春、仏GⅢエドゥヴィル賞、仏GⅡシャンティイ大賞と、芝2400mの重賞を連勝。エドゥヴィル賞は今回と同じパリロンシャン競馬場だった。前走の仏GⅡフォワ賞(芝2400m)は6着と敗れているが、以降は状態が上がっているようなので一変に期待したい。

 最後に日本馬について触れておこう。今年のGⅠ日本ダービー(東京・芝2400m)を制したクロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)は、中長距離適性の高いキタサンブラック産駒で、母ライジングクロスはGⅠ英オークス(芝2410m)で2着。母の父ケープクロスは、2009年の凱旋賞馬シーザスターズと、2015年の凱旋門賞馬ゴールデンホーンの父と、凱旋門賞向きの血統構成だ。

 アロヒアリイ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎)はGⅠ日本ダービー馬ドゥラメンテ産駒で、母の父オルフェーヴルは凱旋門賞で2着2回。5代母サンプリンセスも凱旋門賞で2着に入っている。さらに、1988年の凱旋門賞馬トニービンを4×4でクロスしており、これも凱旋門賞に合う血統構成となっている。

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