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【凱旋門賞】ついに悲願達成なるか 前哨戦からの上積みもある日本調教馬3頭のなかで最もチャンスがあるのは? (2ページ目)

  • 土屋真光●取材・文 text by Tsuchiya Masamitsu

 続いてフランス入りしたのは、ビザンチンドリーム(牡4歳)とクロワデュノール(牡3歳)だ。

凱旋門賞へ向けて調教で軽快な動きを見せたビザンチンドリーム 写真:代表撮影凱旋門賞へ向けて調教で軽快な動きを見せたビザンチンドリーム 写真:代表撮影この記事に関連する写真を見る ビザンチンドリームは、凱旋門賞と同じコース、距離で行なわれたGⅡフォワ賞(9月7日/パリロンシャン・芝2400m)を制して挑む。

 フォワ賞は、これまでにもエルコンドルパサー、オルフェーヴル、ディープボンドらが勝っている、日本でもお馴染みの前哨戦。ビザンチンドリームは、同レースで馬群の間から力強い差し脚を繰り出して快勝した。

 しかも、GⅠ3勝馬で、昨年の凱旋門賞4着馬でもあるソジー(牡4歳/フランス)を2着に下し、鞍上のオイシン・マーフィー騎手も「道中の手応えから、ソジー相手でも『これは勝つだろう』と思った」と、そのレースぶりを絶賛。この勝利の価値は高い。

 そのビザンチンドリームは10月1日の朝、コワイラフォレ調教場の芝コースで単走の追い切りをこなした。騎乗した国分優作騎手(凱旋門賞の鞍上はマーフィー騎手)は、「前走よりも2段階はよくなっている」と太鼓判。追い切り後もすぐに息が戻って、心肺能力の高さは特筆ものだ。国分騎手は「日本の2400m戦よりもタフなこちらの2400m戦で、それが生きてきそう」と、凱旋門賞での躍進にも期待を寄せた。

 一度コースを経験したうえ、フォワ賞が例年よりも1週前倒しで開催され、本番までの間隔が中2週から中3週となったこともプラス要素。持久力が求められるような展開になれば、勝ち負けの可能性は一段と膨らむ。

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