【競馬予想】「スーパーGII」札幌記念にしては小粒なメンバー構成 舞台合う伏兵の出番も十分にある (2ページ目)
同レースでは、若い鞍上の佐々木大輔騎手が迷いのない乗り方で、パートナーの脚を使いきって勝利へと導きました。佐々木騎手は、先週もGIIIエルムS(ペリエール)、GIII CBC賞(インビンシブルパパ)と土日の重賞を制して絶好調。今が伸び盛りの人馬の勢いは見逃せません。
――ヴェローチェエラは信頼できる軸馬と言えそうですが、伏兵として気になる存在はいますか。
大西 ココナッツブラウン(牝5歳)です。前走のGIIIクイーンS(2着。8月3日/札幌・芝1800m)から中1週というタイトなローテですが、同馬はずっと札幌滞在なので、コンディション面で大きく割り引く必要はないでしょう。
札幌記念での勝ち負けが期待されるココナッツブラウン photo by Eiichi Yamane/AFLOこの記事に関連する写真を見る もともと高い潜在能力を評価されていた馬。それが、期待ほど結果を出せなかったのは"輸送でイレ込みやすい"という弱点の影響が大きかったようです。その意味では、現地滞在で臨めた前走こそが、陣営の理想に近い走りと言え、再び滞在競馬で臨む今回も期待できるのではないでしょうか。
――今回は牡馬相手の重賞で、初の2000m戦。そのあたりの見通しはいかがでしょうか。
大西 前走に比べてハードルが上がるのは確かですが、札幌記念は牝馬の活躍が目立つレースです。距離についても、クイーンSでは直線で馬群をさばくのに手間取って、少し脚を余していました。その点で、200mの距離延長も心配はいらないでしょう。
展開的に見ても、アウスヴァール(せん7歳)、ケイアイセナ(牡6歳)といった逃げ候補がいて、前々で運ぶホウオウビスケッツ(牡5歳)もおり、ある程度ペースが流れそうなのも、末脚を秘めるこの馬には間違いなくプラスです。
滞在競馬、展開など、今回はさまざまな面で理想的なシチュエーションにあって、陣営が重きを置いているのは、秋よりも"ここ"と見ます。ということで、充実の5歳牝馬、ココナッツブラウンを札幌記念の「ヒモ穴」に指名したいと思います。
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