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【競馬予想】弥生賞の注目はドゥラメンテ、キタサンブラック産駒 牝系や配合から出世レースを読み解く (2ページ目)

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki

 アロヒアリイはここまで2戦1勝。昨年11月の新馬戦(東京・芝2000m)を2馬身半差で快勝後、前走の1勝クラス(中山・芝2000m)で2着と敗れてからの参戦となる。その前走のレースは出遅れで流れに乗れず、人気を背負っていたため早めに動いたこともあり後ろから差されたが、内容としては悪くなかった。新馬戦の走りを見れば、ここに入っても通用するだろう。

【もう1頭はキタサンブラック産駒】

 もう1頭は、ブラックジェダイト(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎)を推す。

 同馬は昨年12月28日の新馬戦(中山・芝2000m)を勝っただけの1戦1勝という成績だが、その勝ちっぷりがよく、2、3番手から抜け出して2馬身差をつけるという"横綱相撲"だった。かなりのスケールを感じさせる走りだったのに加え、コース経験があるのも心強い。

 血統も魅力的で、「父キタサンブラック」はイクイノックスや、皐月賞馬ソールオリエンス、昨年のホープフルSを勝ったクロワデュノールと同じ。また、叔母にGⅠ独オークス(デュッセルドルフ・芝2200m)勝ち馬のウェルタイムド、曽祖母の兄にGⅠ仏ダービー(シャンティイ・芝2400m)馬エルナンドがいる名門牝系だ。母の父モンズンは独チャンピオンサイアーで、日本でもGⅠオークス(東京・芝2400m)馬ソウルスターリングの母の父などで存在感を示している。

 以上、今年の弥生賞ディープインパクト記念は、ドゥラメンテ産駒アロヒアリイ、キタサンブラック産駒ブラックジェダイトの2頭に期待する。

著者プロフィール

  • 平出 貴昭

    平出 貴昭 (ひらいで・たかあき)

    主に血統分野を得意とする競馬ライター、編集者。(株)サラブレッド血統センター在籍。著書に『覚えておきたい日本の牝系100』『一から始める! サラブレッド血統入門』など。「週刊競馬ブック」で『血統見聞録』を連載するほか、「競馬四季報」などの編集業務にも携わる。そのほか、『優駿』などにも寄稿。twitterアカウント:@tpchiraide

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