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【競馬予想】共同通信杯で注目は「2、3歳戦に強い牝系」 牡馬クラシックへの足掛かりをつかむのは? (2ページ目)

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki

 カラマティアノスの戦歴を振り返ってみよう。昨年7月の新馬戦(新潟・芝1800m)、2戦目の未勝利戦(中山・芝1800m)はいずれも3着だったが、10月13日の未勝利戦(東京・芝1800m)で初勝利。続く、こうやまき賞(中京・芝1600m)も勝ち、今回はそれ以来2カ月半ぶりの実戦となる。

 これまでのレースを見ると、スタートが苦手で後ろからの競馬になりがちだが、過去3戦連続で上がり3Fはメンバー中最速タイムを記録しているように末脚は安定。しかも、未勝利戦、こうやまき賞ともにスローペースで展開不向きながら勝ち切っており、着差やタイム以上の評価をしてよさそうだ。東京競馬場で勝利しているのも強みで、重賞のメンバーに入っても自慢の末脚を伸ばしてくるだろう。

【もう1頭は重賞初出走で初勝利を狙う】

 もう1頭はワンモアスマイル(牡3歳、栗東・藤岡健一厩舎)を推す。本馬は祖母がGⅡフィリーズレビュー(阪神・芝1400m)を勝ったワンカラットで、その妹ジュエラーは桜花賞馬。母ワントゥワンは5歳時にGⅢ関屋記念(新潟・芝1600m)2着など重賞で活躍したが、3歳時には紅梅S(京都・芝1400m)で、後のオークス馬シンハライトとハナ差の2着という競馬をしており、3歳1月時点で重賞級の実力を示していた。

 父ブリックスアンドモルタルの産駒は、アンモシエラが昨年の地方交流GⅠJBCレディスクラシック(佐賀・ダート1860m)を勝利。芝では、ゴンバデカーブースがGⅢサウジアラビアロイヤルC(東京・芝1600m)を勝利している。コース別成績を見ると東京が12勝と最多で、距離は1600mが7勝で最多だが、1800mも3勝、2着6回と連対率は1600mを上回る30%という数字を残している。

 ワンモアスマイルはここまで1勝だが、オープンや1勝クラスでも3着以内に入り、5戦1勝、2着3回、3着1回という安定した成績。昨年9月の野路菊S(中京・芝2000m)は3着だったが、そのレースの1着は後にGⅢ京都2歳S(京都・芝2000m)を勝ったエリキング。2着に入ったのは、後にホープフルSで2着に入ったジョバンニと相手が悪かった。強い相手と戦った経験値は今回に生きるはずだ。

 以上、今年の共同通信杯は、レイデオロ産駒カラマティアノス、ブリックスアンドモルタル産駒ワンモアスマイルに期待する。

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