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AJCCはベテラン騎手と手が合う伏兵馬に一発の可能性大。年明けの傾向とは異なり、速い展開を予想 (3ページ目)

  • 大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro
  • photo by Sankei Visual

 前走のGIIIチャレンジC(12月3日/阪神・芝2000m)でも、道中1番人気のソーヴァリアントをぴったりマーク。この馬に食らいついていこうという騎乗には、なかなか見どころがありました。ここでも距離ロスなく、タイトな競馬で脚をタメつつ、中団からの差し競馬ができれば、上位食い込みは十分にありそうです。

 ちなみに、エヒトと同じ"父ルーラーシップ×母父ディープインパクト"という配合馬がこの冬場の重賞での活躍が目立っています。エヒト自身、チャレンジCで3着と好走しましたが、他にも次のような例があります。

・ドゥアイズ=GI阪神ジュベナイルフィリーズ3着
・ドルチェモア=GI朝日杯フューチュリティS1着
・キングズレイン=GIホープフルS3着
・メイクアスナッチ=GIIIフェアリーS2着

 一瞬のキレというより、長く持続した脚を使えるのが、この冬場の馬場に合っているのでしょう。こういう血統的な傾向も、エヒト推しの心強い材料となります。

 というわけで、AJCCの「ヒモ穴馬」にはエヒトを指名したいと思います。

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