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キーンランドCは秋の大一番を目指す実績馬より、洋芝適性が高い伏兵2頭の一発に期待 (2ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 また、2020年の覇者で、昨年も2着に好走したエイティーンガール(牝6歳)も、北海道巧者の典型的な1頭。今年も要注意です。さらに振り返れば、2017年に9歳馬ながら12番人気での大穴Vを決めたエポワスも洋芝適性がモノをいった印象ですから、キーンランドCではスプリンターズSを見据えた実力馬よりも、洋芝適性の高さを重視すべきではないでしょうか」

 そうなると、坂本記者の推奨馬はレイハリアか、エイティーンガールかと思われたが、「今年は混戦ムード。どこからでも狙える」と言って、より人気薄の上がり馬をオススメする。

キーンランドCでの勝ち負けが期待される洋芝巧者のヴァトレニキーンランドCでの勝ち負けが期待される洋芝巧者のヴァトレニこの記事に関連する写真を見るヴァトレニ(せん4歳)です。昨夏の北海道シリーズでは、未勝利戦から一気に3連勝。そして今夏、前走の青函S(6月25日/函館・芝1200m)で待望のオープン勝ちを飾るなど、札幌、函館では4戦全勝という実績は見逃せません。

 加えて、先週からCコースに替わった札幌競馬場は前がとにかく有利。土日の芝レース全14鞍中、9鞍が逃げ切り勝ちでした。となれば、好位から正攻法の競馬で結果を出してきた同馬にとっても、最適な条件です。

 実績はもの足りなくても、舞台適性の高さや脚質面でのメリットが同馬にはあります。前、前で起用に立ち回れば、十分にチャンスは巡ってくると踏んでいます。

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