日本ダービーもこの春絶好調の美女馬券師が当てる! 特別な舞台を知り尽くしたコンビに要注意 (2ページ目)

  • text by Morinaga Maaya

 対抗は、GII弥生賞(3月6日/中山・芝2000m)を勝ったアスクビクターモア。前走の皐月賞では、逃げてコンマ4秒差の5着。今回もいい枠(2枠3番)を引き当てましたし、外枠に入った逃げ馬次第ではこちらが逃げるのでは? と考えています。

 日本ダービーで逃げた馬は、過去10年一度も勝っていませんが、2018年のエポカドーロは2着に粘っていますし、自分のペースで運べば馬券圏内(3着以内)に残る可能性は十分にあると見ています。

 ▲はダノンベルーガ。皐月賞はコンマ3秒差の4着。1枠1番発走で馬場の一番荒れたところを走っていたことを思えば、この4着は悲観する必要はないと思います。

 今回は、デビューから2連勝した東京競馬場に舞台が替わるのもプラス材料。この中間の厩舎コメントを読むと、皐月賞よりもさらに一段階いい仕上がりで出られるとありましたから、期待は一層膨らみます。折り合いも問題ないと思うので、距離もこなせるのではないでしょうか。

 気になるのは、前走のGII京都新聞杯(5月7日/中京・芝2200m)をレコード勝ちしたアスクワイルドモア。「ダービー馬はダービー馬から」という言葉もありますが、父キズナは2013年の日本ダービー馬。京都新聞杯を勝って挑むローテーションはその父と一緒ですし、驚くことに父が日本ダービーを勝った時と同じ1枠1番を引き当てました。

 最内枠は最短距離を走れることもあってか、過去10年で4連対。また、今年は大歓声に慣れていない世代ということもありますから、少しでもスタンドから離れた場所でスタートできることも大事な要素のひとつのような気がします。「ダービーは最も運のある馬が勝つ」という言葉もありますが、私は今年のメンバーのなかで最も運があるのはこの馬かな、と思っています。

 年々、子どもを応援する親の気持ちになってレースを見ていますが、同じ年に生まれた7522頭のなかから選ばれし18頭が、とにかく無事にレースを走りきってくれれば、と思うばかりです。

 前回担当したヴィクトリアマイルでは、ソダシを本命にして馬連をゲットしました! これで、スポルティーバで春に担当したGIは4レース中3レース的中。今回の日本ダービーはこの春最後の担当レースになるので、私としても有終の美を飾りたいところです。

【推奨馬券】
◆3連複フォーメーション(28点)=1頭目(3)(12)(13)-2頭目(1)(3)(12)(13)-3頭目(1)(3)(6)(12)(13)(15)(17)(18)

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