2022.05.25

日本ダービーの行方が見えてくる「3歳牡馬ランキング」。皐月賞馬ジオグリフは3位、1位は?

  • text by Sportiva
  • photo by Kyodo News

この記事に関連する写真を見る  1位は、前回と同じくイクイノックス。GII東京スポーツ杯2歳S(11月20日/東京・芝1800m)以来という異例のローテーションで挑んだ皐月賞でも2着と奮闘し、力のあることを示した。これが評価され、ポイントは前回よりも伸ばした。

市丸博司氏(パソコン競馬ライター)
「デビュー2連勝で東スポ杯2歳Sを制覇。そこから約5カ月の間隔をあけて、ぶっつけで臨んだ皐月賞でもあれだけの競馬を見せました。

 ジオグリフの父ドレフォンと同じく、父キタサンブラックのファーストクロップは芝、ダートを問わず、中長距離で強いレースを見せています。今のところ重賞級はこの馬だけですが、中央で2勝した産駒がすでに7頭も出ているのは相当なもの。TF指数(※市丸氏が独自に編み出したデータ指数)ではジオグリフと同点ですが、こちらのほうを上にみたいと思います」

木南友輔氏(日刊スポーツ)
「皐月賞後の放牧から、レース2週前に美浦トレセンに帰厩しました。馬っぷりはやっぱりいいですね。今回は広く、実績のある東京コース。主役を張れる1頭だと思います」

本誌競馬班
「長期休養明けで挑んだ皐月賞で2着。次なるダービーは、東スポ杯2歳Sを完勝した東京が舞台でもありますから、さらなる躍進が期待されます」

 2位も、前回同様にダノンベルーガが入った。懸念された右回りの皐月賞で4着と善戦し、圧巻の競馬を見せてきた東京に舞台が替わっての逆襲が見込まれている。

吉田順一氏(デイリー馬三郎)
「前後のバランスなどを踏まえれば、まだ成長の余地を残している現状。キャリア2戦で挑んだ皐月賞は、右回りや距離など初モノづくしでしたが、緩急のついたペースに対応し、馬込みやキックバックにも我慢できたのは立派でした。

 1~3着馬が終始馬場のいい外目を使っていたことを考慮すれば、内目を通って踏ん張った同馬は"負けて強し"だったと思います。フットワークからすれば、左回りに替わるのは歓迎。パフォーマンスの高まる東京・芝2400mで真価を問いたいです」

土屋真光氏(フリーライター)
「皐月賞は1枠1番発走で、ずっと馬場状態のよくないインを走らされていました。それでも、勝ち馬からコンマ3秒差の4着。広い東京コースに戻って、オークス週の雨の影響が残る馬場を味方にできるようなら、一気に突き抜けてもおかしくないと見ています」