堤礼実アナがオークスで注目している馬とは?「桜花賞の走りを見て次走が楽しみになった」 (2ページ目)

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 こうなると、一段と興味深いのはGIオークスです。サークルオブライフに限らず、桜花賞で敗れた馬たちは巻き返しを図ってくるはず。桜花賞同様、見応えのあるレースになるのではないでしょうか。

 桜花賞組以外で目がいくのは、アートハウスです。前走のリステッド競走・忘れな草賞では、2着に3馬身差をつけての圧勝。もしかしたら、とんでもなく強い馬なのではないだろうか、と密かに期待を膨らませています。

 冒頭でも触れたように、今年のGIレースは荒れる傾向が依然として続いており、落ち着く気配が見られません。きっとオークスもまた、ひと筋縄ではいかないレースになるのではないでしょうか。というより、それをどこかで期待している自分がいます(苦笑)。

 また、オークスでは観客の入場制限が大幅に緩和され、最大7万人が入るそうです。

 先日のGINHKマイルカップの時も、およそ2万5000人の競馬ファンがスタンドに入っていました。これまでの閑散としたスタンドに比べると、見た目にも圧倒的に人の数が多かったので、「この光景、久しぶりだな」と、ドキドキしました。

 そう言えば、入場門の前にも、久しぶりにお客さんが並んでいました。それを見た時にも、なんだか懐かしい気持ちになりました。「そうそう、前はいつもこう人がたくさんいたなぁ」と。

 些細なことのようですが、かつての日常が戻り始めているのを、肌で感じられた光景でした。

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