オークスまであと4日。本命なき大一番の行方を見極める「3歳牝馬ランキング」

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  • photo by Kyodo News

 牝馬クラシックの第2弾、GIオークス(5月22日/東京・芝2400m)がまもなく開催されるが、激戦の3歳牝馬戦線はいまだ混迷を極めている。

 なにしろ、クラシック第1弾のGI桜花賞(4月10日/阪神・芝1600m)では、7番人気の伏兵スターズオンアース(牝3歳/父ドゥラメンテ)が勝利。一方で、断然人気のナミュール(牝3歳/父ハービンジャー)が10着と惨敗を喫し、2歳女王のサークルオブライフ(牝3歳/父エピファネイア)も4着に屈したからだ。

桜花賞は上位10頭までがコンマ3秒以内という大接戦だった桜花賞は上位10頭までがコンマ3秒以内という大接戦だったこの記事に関連する写真を見る さらにそんななか、別路線からも女王の座を狙う曲者たちが台頭。桜花賞同日に行なわれたリステッド競走の忘れな草賞(4月10日/阪神・芝2000m)では、アートハウス(牝3歳/父スクリーンヒーロー)が後続に3馬身差をつけての圧勝劇を披露し、オークスとの関連が深いトライアルのGIIフローラS(4月24日/東京・芝2000m)では、エリカヴィータ(牝3歳/父キングカメハメハ)が鮮やかな勝利を飾って大一番へと駒を進めてきた。

 おかげで、オークスの行方を占う識者たちも相当頭を悩ませている。フリーライターの土屋真光氏が語る。

「純粋な能力を評価するか、馬体重の推移や臨戦過程、オークスへの適性も加味して評価するかで、順位づけは大きく変わります。たとえば、ナミュールの能力は申し分ありませんが、ずっと馬体重を減らしている点が気になりますし、(母父)ダイワメジャーの血を持つ牝馬はこの距離でいい成績を残せていませんから......」

 また、パソコン競馬ライターの市丸博司氏もこんな見解を示す。

「桜花賞で1勝馬(重賞2着は2回あり)のスターズオンアースが優勝したことを考えても、今年の牝馬クラシックはいかにも混戦模様。TF指数(※市丸氏が独自に編み出したデータ指数)でもトップから2ポイント差に7頭がひしめき合っており、オークスでも指数上位だけですんなり決まるとは考えないほうがよさそう」

 まさに大激戦の牝馬クラシックだが、注目のオークスを前にして、世代の頂点を目指す3歳牝馬の『Sportivaオリジナル番付()』を発表したい。
※『Sportivaオリジナル番付』とは、デイリー馬三郎の吉田順一記者、日刊スポーツの木南友輔記者、独特なデータを駆使するパソコン競馬ライターの市丸博司氏、フリーライターの土屋真光氏、Sportiva編集部競馬班の5者それぞれが、オークスに挑む3歳牝馬の実力・能力を分析しランクづけ。さらに、そのランキングの1位を5点、2位を4点、3位を3点、4位を2点、5位を1点として、総合ポイントを集計したもの。

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