ヴィクトリアマイルは「絶好調!」美女馬券師におまかせ! 走破タイム優秀な3頭を中心視 (2ページ目)

  • text by Morinaga Maaya

 対抗はソングライン。昨春の桜花賞は15着という結果でしたが、直後のGINHKマイルC(東京・芝1600m)では1分31秒6というタイムで走ってハナ差の2着。このタイムは今回のヴィクトリアマイルに出走するメンバー中、東京・芝1600mの持ち時計トップとなります。

 前走は、サウジアラビアのGIII 1351ターフスプリント(2月26日/サウジアラビア・芝1351m)に出走。初の海外で、慣れない土地にも関わらず、道中はしっかりと折り合っていました。そして、最後の直線で前が開くと力強く伸びて、ゴール前では他馬の強襲を封じて勝ちきりました。レースでの集中力と負けん気の強さを改めて感じる一戦だったように思います。

 ちなみに過去の成績を見ると、この馬がふた桁着順になった2レースはどちらも右回り。左回りでは7戦4勝、2着2回、3着1回と、すべて馬券に絡んでいます。海外重賞初制覇を飾った前走も左回りでしたし、ここまでの成績を見ると完全にサウスポー。桜花賞で15着と大敗した時に勝ったソダシとの再戦となりますが、阪神ではなく、東京で戦えるのはこの馬にとっては好条件だと思います。

 気になるのは海外帰り初戦の休み明けということですが、そこは陣営がしっかり仕上げてきていると思います。NHKマイルCで獲り損ねたティアラを、ここで奪いにくると思います。

 ▲はマジックキャッスル。勝ち星は昨年1月のGIII愛知杯(中京・芝2000m)までさかのぼりますが、昨年のヴィクトリアマイルで3着。グランアレグリアには離されたものの、1分31秒7の走破タイムは今回のメンバー中、2番目に速い持ち時計です。

 ヴィクトリアマイルは"リピーター"の多いレースで、2014年のヴィクトリアマイルで3着だったストレイトガールはその後、2015年、2016年と連覇を果たしています。マジックキャッスルにとっても得意の舞台ですし、好走を期待しています。

 △のデアリングタクトは、一昨年の牝馬三冠馬。戦ってきた相手を見ても、実力は一枚上だと思います。

 ですが、やはり気になるのは、およそ1年ぶりのレースということ。復活してほしい気持ちは強いですが、さすがにここまで久々となると、休み明け初戦から全盛期の走りをするのは難しいかな? と思い、4番手の評価としました。

【推奨馬券】
◆3連複フォーメーション(19点)=1頭目(2)(4)(5)-2頭目(2)(4)(5)-3頭目(1)(2)(4)(5)(7)(11)(13)(15)(16)
◆馬連(8点)=(5)-(1)(2)(4)(7)(11)(13)(15)(16)

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