超難解フィリーズレビューは大穴4頭の激走に期待。絶好調「過去データ」が再び穴馬を導き出す (2ページ目)

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フィリーズレビューでの一発が期待されるテイエムスパーダフィリーズレビューでの一発が期待されるテイエムスパーダこの記事に関連する写真を見る 同馬は昨年7月のデビュー戦を勝って、続くオープン特別のフェニックス賞(8月14日/小倉・芝1200m)で2着。その後、約6カ月の休養を経て、前走の1勝クラス・あざみ賞(2月20日/小倉・芝1200m)を制して、この舞台に駒を進めてきた。

 平坦コースの経験しかなく、他に有力候補がいることもあって下馬評は低いが、過去3戦で一度も連を外したことのない実績を考えれば、一発あっても不思議ではない。

 続いて注目したいのは、未勝利戦を勝ったあと、続く前走の500万下で敗れて人気を落とした馬だ。

 このタイプも過去に2頭いる。2018年に8番人気で勝利したリバティハイツと、2020年に12番人気で3着となったナイントゥファイブである。

 今回もこのパターンの馬が1頭いる。ゼロドラゴン(牝3歳)だ。

 同馬は2走前に未勝利戦を快勝したあと、前走の1勝クラス(1月10日/中京・芝1200m)では3着に敗れている。その結果、今回はさらに人気を落としそうだが、過去の例を鑑みれば、軽視は禁物である。

 なお、これと似た観点から、アドヴァイス(牝3歳)も穴馬候補として推奨したい。

 同馬は未勝利戦を勝ったあと、前走のリステッド競走・紅梅S(1月15日/中京・芝1400m)で4着に敗れている。500万下とオープン特別との違いはあるものの、こちらも過去例に挙げた2頭と臨戦過程が似ており、大駆けへの期待が膨らむ。前走が500万下より格上のオープン特別だったことを思えば、なおさらだ。

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