2022.01.09

穴党向きのシンザン記念は今年も大荒れの予感。舞台合う2頭が高配当を演出か

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

「同じ中京を走った、2走前のオープン特別・ききょうS(10月2日/中京・芝1400m)の内容が秀逸でした。レースは逃げきりが決まる、同馬にとっては不向きな展開だったのですが、中団後方から追うごとに伸びて、最後は2着まで追い上げました」

シンザン記念での大駆けが期待されるジャスティンヴェルシンザン記念での大駆けが期待されるジャスティンヴェル この記事に関連する写真を見る  ただ、前走の1勝クラス・万両賞(12月25日/阪神・芝1400m)では2番人気に推されながら最下位の11着に沈んでいる。この結果をどう見るかだが、太田記者はこの一戦は「度外視していい」と言う。

「前走の万両賞は、およそ2カ月半の間隔があったせいか、行きっぷりがよくありませんでした。管理する安田隆行調教師も『スッと行けなくて、全然競馬ができなかった』と振り返っていて、参考外にできる一戦です。

 それに、今回は2戦2連対の左回りに戻る点がプラス。前走の大敗で人気を落とすようなら、むしろ狙い目と見ていいのではないでしょうか」

 太田記者はもう1頭、ウナギノボリ(牡3歳)にも注目している。

「発馬に課題があり、初戦は出負け程度で済んで勝利を飾りましたが、以降の3戦は3~5馬身も出遅れ。そのため、なかなか結果を出すことができませんでした。今回と同じ舞台で行なわれた前走の1勝クラス・こうやまき賞(12月5日)でも、スタートで4馬身ほどのロスを強いられました。