神部美咲が有馬記念を予想。本命は自身が見習いたい馬で「井森美幸さんのような存在」

  • 河合 力●構成 text by Kawai Chikara
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

競馬番組で活躍する神部さん競馬番組で活躍する神部さんこの記事に関連する写真を見る 馬券で印象に残っているのは、GⅠ宝塚記念(6月27日/阪神・芝2200m)です。今回の有馬記念にも出走するクロノジェネシスが勝ったのですが、2着ユニコーンライオン、3着レイパパレの3連単を当てることができました。

 特にうれしかったのが、2着のユニコーンライオンです。7番人気の伏兵でしたが、直前の調教動画を見ていたらピンときて。正直、調教で見るポイントはまだわかっていないのですが、なんとなく雰囲気がいいと感じたんです。

 まだ2年弱の馬券キャリアですが、今のところ一番うまくいった予想かな、と。ただ、あれ以来、穴馬を当てた時の気持ちよさを知ってしまって(笑)。最近は第2のユニコーンライオンを探そうと、穴馬に偏りすぎてしまうんですよね。その結果、かえって当たらなくなるという(笑)。

 共演者の方にこの話をすると「大丈夫、みんなが通る道だよ」と言われます。早く自分の予想スタイルを固めたいところですね。

【外せないのは「基礎レベルが違う」馬】

 ということで、有馬記念を展望してみます。最近は、予想するうえでレース展開も考えるのですが、今回のメンバーはどうなりますかね。おそらくパンサラッサ(牡4歳)が逃げにこだわりそうなので、タイトルホルダー(牡3歳)は、前走のGⅠ菊花賞(10月24日/阪神・芝3000m)を勝った時のような逃げには持ち込めないはず。

 そのほか、キセキ(牡7歳)も途中から押し上げていくかもしれないし......予測がつかないメンバーですよね。

 ただ、どんな展開になったとしても、クロノジェネシス(牝5歳)は外せないかなと思います。

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