万馬券的中で好調の高田秋が朝日杯FSを展望。「人気は上がらなそうだけど重賞の器」と評価する穴馬は? (3ページ目)

  • 河合 力●構成 text by Kawai Chikara
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

 今話した過去の朝日杯の傾向を考えると、セリフォスジオグリフという人気2頭は外せないですよね。

 セリフォスは、重賞2勝を含む3連勝中で、完成度は1番の印象。大きく崩れることは考えにくいです。

 ジオグリフは、過去2戦のレースが強い内容。GⅢ札幌2歳S(9月4日/札幌・芝1800m)も圧勝でした。陣営によると、「喉なり(※喘鳴症とも呼ばれる競走馬特有の病気。症状が悪化して呼吸が苦しくなると競走能力に影響を及ぼす)」の不安があるということで、ちょっと心配ですが、ここでは外せないと思っています。

【前走で好走した2頭にも注目】

 そのほかに、気になる馬を挙げるなら......、トウシンマカオ(牡2歳)とプルパレイ(牡2歳)ですかね。

 トウシンマカオは、デビュー戦を勝って、前走のGⅡ京王杯2歳S(11月6日/東京・芝1400m)で2着。この時の3着馬がラブリイユアアイズなんですね。阪神JFで2着に好走した馬なので、それより前にいたトウシンマカオも要注意だと思います。

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