2021.12.16

朝日杯FSは「2歳戦向き」の血統から絞る。今後の重賞戦線で輝きそうな2頭とは?

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Sankei Visual

 もう1頭挙げたいのはプルパレイ(牡2歳/栗東・須貝尚介厩舎)。父イスラボニータはクラシック第1弾のGⅠ皐月賞馬で、2歳6月に新馬勝ちし、GⅢ東京スポーツ杯2歳S(東京/芝1800m)を勝利するなど2歳戦から強い競馬を見せていた。その父フジキセキは、朝日杯FSの前身であるGⅠ朝日杯3歳S(中山/芝1600m)の勝ち馬だ。

 母の父フサイチペガサスは米GⅠケンタッキーダービー勝ち馬で、産駒には阪神ジュベナイルフィリーズ2着のシークレットコードなどを出している。また、祖母の父ホーリーブルの産駒には、米GⅠBCジュヴェナイルを勝ってアメリカ最優秀2歳牡馬に輝いたマッチョウノも出ている。

 そしてプルパレイの兄サトノゴールド(父ゴールドシップ)はGⅢ札幌2歳Sで2着に入っており、父、母の父、祖母の父、兄と、2歳戦に実績のある血統だ。プルパレイは前走のGⅡデイリー杯2歳Sは4着に敗れたが、勝ち馬から0秒3差と差はわずかだったため、巻き返しは可能だろう。

 以上、今年の朝日杯フューチュリティSはセリフォス、プルパレイと、2歳戦向きの血統構成を持つ2頭に期待したい。