2021.12.15

無敗で重賞を制した逸材がズラリ。年末の2歳GIを占う「2歳牡馬ランキング」

  • text by Sportiva
  • photo by Sankei Visual

 2位もデビュー2連勝で重賞を制したコマンドライン。このあとは、ホープフルSに出走予定。話題の血統馬がどんな走りを見せるのか、注目される。

吉田順一氏(デイリー馬三郎)
「全兄のアルジャンナよりも馬体重が50kg以上重く、腹袋の大きい筋肉隆々とした馬体を誇示しています。つなぎは短めで柔らかみがあり、一瞬の脚よりは腹袋の大きさを生かしたスタミナとスピード持続力が武器。立ちツメの脚元やかき込みの利いた走法からして、荒れた馬場も難なくこなせるでしょう。

 平均的なラップでの体力勝負で最も力を発揮するタイプ。前走のサウジアラビアロイヤルCの時のように前で受ける形となれば、長い直線でもかなりの粘りを見せることができます。まだ完全に仕上げていない段階で2戦2勝。これから馬がしっかりして馬体の輪郭が明確になってくれば、そのパフォーマンスは一段とアップするのではないでしょうか」

木南氏
「国枝栄調教師がぞっこんのディープ産駒。ノーザンファームの生産馬ゆえ、今後気になるのは(他馬との絡みで)クリストフ・ルメール騎手がどこまで継続騎乗してくれるか。そういう意味でも、ホープフルSでその真価が問われます」


 3位は、デビュー以来無傷の3連勝で重賞2勝を挙げているセリフォス。3戦すべてマイルで、次戦もマイルGIの朝日杯FSに挑む。

市丸氏
「ここまで3戦3勝。前走のデイリー杯2歳Sでは、この世代最上位の指数を叩き出しました。将来性はともかく、現時点では非常に高い能力を示しています。その能力は、朝日杯FSに出走予定のメンバーのなかでもトップと言ってもいいでしょう。このレースも難なくクリアするようなら、今後の路線も含めて、興味深い存在になることは間違いありません」