2021.10.08

今年の京都大賞典は「阪神/芝2400m」のコース実績と血統で3頭をピックアップ

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Sankei Visual

 また、同じ父で前述のアイアンバローズ(牡4歳/栗東・上村洋行厩舎)も出走予定。5月の緑風S(東京/芝2400m)を勝って以来の出走となるが、その前走の白鷺特別は2着に5馬身差をつける圧勝で、4歳になって大きな成長を感じさせる。兄に米GⅠベルモントS(ダート12F=約2400m)を勝ったパレスマリスがいる良血開花に期待したい。

「阪神/芝2400m」でもう1頭注目すべき種牡馬がエピファネイア。まだ8戦と出走数は少ないが、昨年の兵庫特別(2勝クラス)を勝ったロールオブサンダーなどで3勝を挙げ、2着1回、3着1回。勝率37.5%、連対率50%という好成績を残している。

 今回、エピファネイア産駒で出走を予定しているのがアリストテレス(牡4歳/栗東・音無秀孝厩舎)。昨年のGⅠ菊花賞(京都/芝3000m)で2着になり、今年のアメリカJCC(中山/芝2200m)を勝った馬だ。「阪神/芝2400m」は初めてとなるが、阪神ではすみれS(芝2200m)2着と好走歴がある。

 父エピファネイアも、オルフェーヴルと同じくGⅡ神戸新聞杯の勝ち馬で、伯父リンカーンは京都で行なわれた京都大賞典の勝ち馬。その他、いとこアドミラブルがGⅡ青葉賞(東京/芝2400m)、伯父ヴィクトリーがGⅠ皐月賞(中山/芝2000m)、祖母の兄フサイチコンコルドがGⅠ日本ダービー(東京/芝2400m)勝ち馬と、芝2400mを中心とした芝中長距離戦線に強いファミリーだ。

 以上、今年の京都大賞典は、コース実績のあるオルフェーヴル産駒ディアマンミノル、アイアンバローズ、エピファネイア産駒アリストテレスの3頭を狙ってみたい。