2021.10.01

スプリンターズSで台頭する伏兵のタイプは決まっている。穴党記者はこの2頭を推す

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

 そして今年も、先行馬がそろっているうえ、ビアンフェ(せん4歳)、ファストフォース(牡5歳)、メイケイエール(牝3歳)、モズスーパーフレア(牝6歳)と逃げ馬が多数。前崩れ→差し馬の台頭を期待したくなります」

スプリンターズSでの一発が期待されるジャンダルムスプリンターズSでの一発が期待されるジャンダルム この記事に関連する写真を見る  そこで、松田記者は穴馬候補として、母子制覇を目指すジャンダルム(牡6歳)の名前を挙げた。

「前走のGIIセントウルS(9月12日/中京・芝1200m)では4着も、メンバー最速となる32秒6という驚異の上がりタイムをマーク。この上がり時計は、今年行なわれた中京・芝1200m戦すべてのレースの中でも最速でした。

 発馬には課題を残したままでしたが、先行馬有利の開幕週の馬場にあって、大外から伸びてきた末脚は本当に際立っていました。さすが、2002年のスプリンターズSを含めてGI2勝を挙げたビリーヴの子、といったところでしょうか」

 今回は馬装についても工夫を加えるという。その点もジャンダルムを推す「ポイントのひとつ」と松田記者は言う。

「ちょうど1年前から装着しているブリンカーを外し、今回はメンコのみにして出走する予定だそうです。これまで馬具が効きすぎているフシもあったので、それがプラスに働く可能性は十分にあります。

 過去に2勝している中山も、比較的相性のいい舞台。発馬五分、つまりゲートを決めて流れに乗ることができれば、最後の追い上げがハマってもおかしくありません」