新潟記念で狙いたい万馬券。上がり馬と人気薄の実力馬、デムーロ騎手の騎乗馬に期待 (3ページ目)

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 ギベオンは、3走前のGII金鯱賞(3月14日/中京・芝2000m)で強豪相手に快勝しているが、その後は凡走続き。しかも、今回は約3カ月の休み明けとあって、前評判はかなり下がっている。

 片やショウナンバルディは、3走前のGIII鳴尾記念(6月5日/中京・芝2000m)で2着、続くGIII七夕賞(7月11日/福島・芝2000m)でも3着と好走。前走のGIII小倉記念(8月15日/小倉・芝2000m)でも5着と善戦しているが、今回は他にも有力馬が多く、上位を争うような人気は見込めない。

 しかし、こうしたタイプの激走があることは過去の例が証明している。いずれも、一発あってもおかしくない。

 最後に、注意すべき騎手がいることを記しておきたい。実はここ最近の新潟記念では、ミルコ・デムーロ騎手の活躍が際立っている。過去6年で4度も馬券に絡んでいるのだ(1勝、2着3回)。

 そうなると、デムーロ騎手の騎乗馬を無視するのは禁物。今年は人気薄のマイネルファンロン(牡6歳)の手綱を取るが、余力があれば、同馬も押さえてみてはどうだろうか。

 多彩な顔ぶれがそろい、今年の新潟記念も熾烈な争いになることは間違いない。ここに挙げた面々が人気馬の間隙を突いて、高配当を運んできてくれることを期待したい。

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