新潟記念で狙いたい万馬券。上がり馬と人気薄の実力馬、デムーロ騎手の騎乗馬に期待
残るは4頭。ここからさらに絞りたいところだが、いずれもマイナス要素はなく、過去のデータ的にも優劣をつけがたい。手広くいけるようなら、4頭とも押さえたいところだ。
新潟記念での一発が期待されるアドマイヤポラリスこの記事に関連する写真を見る もし絞るとすれば、馬券的な妙味からアドマイヤポラリスとヤシャマルか。ともに前走はオープン入り初戦で、アドマイヤポラリスはGII目黒記念(5月30日/東京・芝2500m)で13着、ヤシャマルはGIIIエプソムC(6月13日/東京・芝1800m)で9着と惨敗を喫した。その分、ここでは人気落ち必至だが、重賞2戦目で慣れが見込める今回、大駆けがあっても不思議ではない。
次にピックアップしたいのは、直近3走以内に重賞やオープン勝ちがあるか、あるいは重賞で連対(2着以内)していながら、人気薄になっている馬だ。
2011年に5番人気で勝利したナリタクリスタル、2012年に7番人気で勝ったトランスワープ、同年に8番人気で3着に入ったアスカクリチャン、2013年に8番人気で2着となったエクスペディション、同年に7番人気で3着に食い込んだファタモルガーナ、2015年に9番人気で2着と好走したマイネルミラノ、2017年に6番人気で勝利を飾ったタツゴウゲキ、2018年に6番人気で2着入線を果たしたメートルダール、2019年に8番人気で3着と健闘したカデナらがそのいい例となる。
今回、このパターンに当てはまるのは、ギベオン(牡6歳)とショウナンバルディ(牡5歳)である。
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