再び100万馬券が炸裂か。荒れる北九州記念で穴党記者が確信をもってオススメする4頭 (2ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

北九州記念での大駆けが見込まれるノーワン北九州記念での大駆けが見込まれるノーワンこの記事に関連する写真を見る 木南記者はもう1頭、ノーワン(牝5歳)を穴馬候補に推奨する。レコード決着となった前走のCBC賞では12番人気ながら、後方から追い込んで勝ち馬からコンマ5秒差の6着と健闘した。

「2走前のオープン特別・パラダイスS(9着。6月27日/東京・芝1400m)でもメンバー最速タイの上がりをマーク。ここ2戦は脚を使っていて、体調は悪くないはずです。人気がない分、じっくりと構えることができ、外差しの決まる展開になれば、うまくハマってくれそうな気配を感じます」

 一方、デイリースポーツの大西修平記者は、シゲルピンクルビー(牝3歳)の一発に期待を寄せる。

「前走のGIII函館スプリントS(6月13日/札幌・芝1200m)は、キャリア初のスプリント戦。レースでは、スタートで挟まれて後方からの位置取りになり、直線では進路がなくなるなど、スムーズさを欠いていました。

 それでいて、勝ち馬とはコンマ5秒差の9着。決して悲観するような内容ではありませんでした。となれば、スプリント戦二度目の今回は楽しみが膨らみます。一度距離を経験したことで、前走以上に追走もスムーズになるはずです。

 また、調整し慣れた栗東トレセンに戻ってきたことで、馬には活気が出てきた印象。より力の出せる状態に整ってきた、と言っていいでしょう。今回の鞍上は乗り慣れた和田竜二騎手。きっちりスタートを決めて、レースの流れにもうまく乗れるのではないでしょうか。

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