関屋記念は好位で運べる伏兵に要注意。穴党記者が読み切った激走候補2頭 (3ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Sankei Visual

「55歳にして勢い盛んな柴田善臣騎手が手綱をとるベストアクター(せん7歳)です。まず、柴田騎手は先週のGIIIレパードSをメイショウムラクモで完勝し、翌日の地方交流重賞・クラスターCでもリュウノユキナで圧勝劇を披露しました。ベテラン健在をその腕前でアピールしています。

 その鞍上がベストアクターの1週前追い切りに騎乗。『以前と比べて歩きがいい。使い込むよりフレッシュなほうがいい。馬も元気がよかった』と好感触を口にしていました。

 1400m戦を主戦場としてマイル戦は約4年ぶりの参戦となりますが、馬の気に任せて流れに乗せることに長けた鞍上であれば、うまく対応してくれるはず。それに、距離延長となれば、極端な後方からの競馬をせず、中団あたりから末脚を生かした競馬をするのでは。7歳にして"新境地開拓"を思わせるような走りを見せてくれるかもしれませんよ」

 フルゲート18頭で行なわれる真夏のマイル重賞。ここに挙げた2頭がオイシイ配当をもたらしてくれることに期待したい。

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