小倉記念は格下の軽ハンデ馬に注目。過去の好走データに通じる2頭がオススメ

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 なお、中距離の重賞においてはディープインパクト産駒の活躍が光るが、小倉記念でもそれは一緒。ただ、他の重賞と少し違うのは、人気薄のディープ産駒の好走例が多いことだ。

 ざっと挙げても、2014年に6番人気で2着に入ったマーティンボロをはじめ、2016年に11番人気で優勝したクランモンタナ、同年に6番人気で3着となったエキストラエンド、2017年に6番人気で3着に入線したフェルメッツァ、2019年に6番人気で2着と好走したカデナ、そして2020年に6番人気で2着と善戦したサトノガーネットなどがいる。

 こうした傾向を踏まえると、ディープ産駒のスーパーフェザーも外せない。グランスピードと同じくオススメだ。

 ちなみに、小倉記念では6番人気の好走が目立つ。過去10年で1勝、2着3回、3着2回と、馬券圏内(3着以内)に入っている数は、1番人気をもしのぐ(1番人気は2勝、2着1回、3着1回)。

 そして今年、推奨馬に挙げたグランスピードとスーパーフェザーが6番人気あたりの人気が予想される。この点からも、2頭は"買い"と言える。

 夏競馬もはや後半戦を迎える。秋の大一番に向けて勢いをつけるためにも、ここらあたりで大きな"万馬券"でも当てたいところ。ここに挙げた推奨馬にその夢を託してみてはどうだろうか。

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