2021.08.07

エルムSは、ダート1700mが得意な6歳馬2頭に注目。血統からも好走の予感

  • 平出貴昭●文 text by Hiraide Takaaki
  • photo by Sankei Visual

 もう1頭挙げるならばスワーヴアラミス(牡6歳/栗東・須貝尚介厩舎)を推したい。前走、同じコースで行なわれたマリーンSを、57.5kgの重いハンデながら勝利。昨年3月にGⅢマーチS(中山/ダート1800m)で勝利して以降は勝てないレースが続いていたが、それ以来7戦&1年4カ月ぶりの勝利を飾っている。

 重賞勝ちは1800mでのレースだったが、この馬は1700mも得意で、4戦して2勝、2着1回、3着1回。3着を外さない安定した成績を残している。

 父ハーツクライはGⅠ有馬記念(中山/芝2500m)を勝った名馬だが、最近はダートの活躍馬も多く、昨年のエルムSの勝ち馬タイムフライヤーもハーツクライ産駒。タイムフライヤーは今年もこのレースに出走予定だが、前走のマリーンSでは58kgのトップハンデを背負ったとはいえ、1番人気に推されながら12着と惨敗している。昨年はマリーンSとエルムSを連勝していたので、勢いという面ではちょっと推しにくい状態だ。

 過去3年のエルムSの勝ち馬は2018年のハイランドピークがマリーンS2着、2019年のモズアトラクションもマリーンS2着、そして昨年のタイムフライヤーがマリーンS1着と、いずれもマリーンSで好走している。今年はスワーヴアラミスが続きたいところだ。

 以上、今年のエルムSは、ソリストサンダー、スワーヴアラミスの6歳馬2頭に期待する。