陣営が高評価。ダンテスヴューは「兄よりディープっぽい。キレる脚を使えそう」 (2ページ目)
当然、同馬への注目度は高く、多くのファンがその動向に関心を寄せているが、厩舎スタッフの評価はどうなのか。関西競馬専門紙のトラックマンがその点について、こう伝える。
「ダンテスヴューは父がキングカメハメハですが、友道調教師によると、ディープインパクト産駒の兄ヨーホーレイクよりも『ディープっぽい』と言っていました。そして、兄姉はしぶとく伸びるタイプが多いですが、『この血統にしては、キレる脚を使えそう』とのこと。距離の適性は『2000mあたり』だそうです」
デビュー戦は8月15日の2歳新馬(新潟・芝1800m)を予定。そこに向けて、順調に調整も進んでいるという。
そんななか、他のスタッフからも同馬への好評価の声が聞こえるという。トラックマンが続ける。
「あるスタッフによれば、ダンテスヴューは『トップスピードに入るといい走りをする』と話していました。さらに『背中がよく、フットワークの雰囲気も上々』と高い評価を口にしています。まだ体に少しゆとりがあり、『徐々に基礎体力をつけている』ということでしたが、初戦から勝ち負けが期待できそうです」
優秀な母クロウキャニオンが新たに送り出すダンテスヴュー。兄姉たちに続いてすばらしい活躍を見せるのか、間近に迫る初陣から目が離せない。
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