堤礼実アナも驚愕。凱旋門賞挑戦のクロノジェネシスの強さ (2ページ目)

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 勝ったクロノジェネシスはこの秋、凱旋門賞に挑戦することが発表されました。とても楽しみですが、世界的にはまだまだ厳しい状況が続いていますし、欧州への輸送となれば、相当な負担もかかると思います。

 でも今や、クロノジェネシスは日本で一、二を争うほどの馬。すごくワクワクしますし、勝つ可能性も十分にあるのではないでしょうか。一ファンとして全力で応援します。

 ところで、宝塚記念でクロノジェネシスに騎乗していたのは、クリストフ・ルメール騎手でした。上半期のGIで早くも4勝目。さらに7月4日には、自身が持つJRA年間100勝最速記録を更新し、今年もすばらしい活躍を続けています。

 私が『みんなのKEIBA』のMCを担当するようになって、今年で3年目になりますが、番組でお伝えする重賞やGIレースにおいて、勝ったのは「またルメール騎手?」と思う機会が本当に多いです。

 私のような素人には、乗り方の良し悪しはわかりませんが、それでもやっぱり、ルメール騎手が乗っていると、馬が気持ちよさそうに走っていることはわかります。

 そして、ここ数年の間にいろいろな記録を達成。それも、次々に成し遂げていくので、見ている側の感覚が少し麻痺してしまうというか、それがどれだけすごいことなのか、わからなくなってしまうような強さを見せていますよね。もちろん、陰では相当な努力をされているのだと思います。

 そういったルメール騎手だからこそ、ファンの方々は信頼して馬券を購入するのでしょうし、馬主さんや調教師さんにしても「ルメール騎手なら大丈夫」と、安心して馬を任せるのでしょう。

 競馬を知らない人でも、その名前を知っているくらい、トップジョッキーとして競馬界をけん引し続けています。働く場所のフィールドは違いますが、尊敬する方の1人です。

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