難解極める函館記念はコース適性を重視。アッと驚く穴馬の台頭も考慮すべし (2ページ目)
みなさんが最も気になっているカフェファラオはどうか?
同馬の参戦には僕も驚かされましたが、主戦はダートでもスピードに長けたタイプ。洋芝ならこなせると思いますし、今年の函館は力の要るコンディションですから、なおさら対応可能でしょう。
ただ、コーナー4つのコース、2000mという距離には疑問を感じます。メンバー唯一のGI馬で格上なのは間違いありませんから、相手上位といった位置づけが妥当かもしれませんね。
昨年の覇者アドマイヤジャスタが再び大駆けの予感......この記事に関連する写真を見る さて、今回の「ヒモ穴馬」にはアドマイヤジャスタ(牡5歳)を取り上げたいと思います。
昨年の勝ち馬ですが、その前後の成績はさっぱり。過去にブリンカーやホライゾネットなどの馬具を何度も試されてきたように、気難しさを抱える馬。その分、成績にムラがあるのでしょう。
しかし、こういったタイプだからこそ、滞在競馬の北海道開催は合っていると思います。脚質的にも上がりのかかる展開を得意としており、洋芝にも適性があるのでしょう。
15番人気で制した昨年も、大敗続きの状態からガラッと変身した姿を披露。穴として狙うのであれば、北海道に舞い戻る今回と見ました。
鞍上も昨年と同じ吉田隼人騎手。直近2走は道悪が響いたようですし、ここでアッと言わせる走りを見せてほしいと思っています。
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